2017年5月12日(金)午後2時(小学生)・14日(日)午後2時(一般)
落語:立川志らら
法話:浄光寺住職
5月6日〜14日まで2週に渡り5日間の日程で16カ寺を会場に「第五回おてらくご」が開催されました。公演数も札参加の寺院や遠くは美川の寺院も参加され過去最大規模となったため、今回はじめて3人の落語家さんをお招きしました。最近テレビでもご活躍されている立川志らくさんの弟子、立川志ららさんと笑福亭鶴瓶さんの弟子の笑福亭瓶二さん、そして二年ぶりの登場となる立川吉幸さんが各寺院で落語を披露し、会場寺院の住職が読経と法話を担当しました。落語を縁に気軽に仏法に触れていただければと開催してきた「おてらくご」ですが、今年は1500人を超える多くの方に参加いただくことができました。また昨年同様、一般向けの公演の他、森山町小・馬場小・浅ノ川小の三校も課外授業として参加しました。
12日、午後2時、毎年恒例の小学生招待の時間。今回も森山町小学校の4年生と5年生が約120名が本堂で落語を楽しみました。例年通り「正信偈」の唱和~法話~落語の順に進行。先ずはお参り。「正信偈」を知らない子も多くいたたようですが、少し戸惑いながらも一生懸命声を出してくれました。続いて住職から「いのちをいただく」ということについてお話しがありました。
仏法の後はいよいよ落語の時間。浄光寺では毎年小学生が落語をすることが恒例となっており、昨年に引き続き坂井君(6年生)が立川志ららさんの前座を担当。リハーサルで志ららさんの指導を受けた坂井君、桂小春団治の創作落語「冷蔵庫哀詩」を見事に披露し、子供たちに大うけ!志ららさんもその吸収力に驚かされていましたよ。
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14日、午後2時からは一般の方が参加。今回はじめて日曜日の開催となりました。約120名のご縁がありました。小学生の部と同様、まずは「正信偈」のお勤め。続いて住職の法話。金子みすゞさんの詩を紹介しながら命を傷つけずには生きられない私たちの在り方について話がありました。続く落語の時間では立川志ららさんが登場。古典落語の「狸の札」と「宮戸川」で皆さんを笑いの世界へと誘い、本堂が笑い声で包まれました。
またスタンプラリーも開催され、最終公演会場となった浄光寺では多くの方が粗品のおてらくごオリジナルお箸を手にされていましたよ。
2017.4.14「朝日新聞」朝刊
月刊「Clubisim」5月号
2017.5.12「北國新聞」朝刊
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